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2017/05/31

マーガリン、トランス脂肪酸って?

トランス脂肪酸は、前回お話ししたように、
植物性の油脂を加工する過程で発生します。


常温で液体の植物油に水素(H)添加することにより、
マーガリンができています。

シスとトランス

一般の脂肪酸(油の構造となっている一部分)は、
絵の左側のように、水素が同じ方向についています。


しかし、わざと水素を添加してやり、
その過程で、
絵の右側のように異なる方につく形になります。


それを、
トランス型配置になった脂肪酸、
いわゆるトランス脂肪酸が出来上がるのです。


このトランス脂肪酸は、
悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを増やし
善玉コレステロールとされるHDLコレステロールを減らすことがわかっています。

 
そのようなことから、
心筋梗塞や狭心症のリスクを増加させ
肥満を発症させやすく、
アレルギー疾患を増加させると言われています。

薬いっぱい

このことを学んで以来、
私はマーガリンを食べなくなりました。
ですので、幼少期はずっと食べていたのですが、、

それにしても、
そんな危険なものを本当に摂取して良いのか?
それは次回お話しします。

マーガリン
2017/05/29

マーガリンはプラスティック!?

マーガリンって、
なんとなく食べてはいけない食べ物
という印象で、
ずいぶん前から食べていませんでした。

マーガリン

今回
生活クラブさんで扱っているマーガリンの会社
月島食品さんから、話を聞くことができました。


正直、講義を聞いたところで、
気持ちは変わらないだろうと思っていました。


でも、いくつか発見したことがありまして、
ここに報告をしたいと思います。


まず、マーガリンが体に悪いと言われている原因の
トランス脂肪酸。
こちら、実は一般の油にも含まれているのです。


牛や豚の油はもちろん、植物油にも。
そして、このトランス脂肪酸は、
原料の植物油から来ているだけであって、


マーガリンを製造したからといって、
決して増えたわけではない。と。

食用油

使っている植物油がどれだけトランス脂肪酸が
含まれているかによって、
マーガリンのトランス脂肪酸量が決まるのです。


そして、上記にも述べたように、
トランス脂肪酸は牛や豚の油にも含まれています。
ですのでバターを食べていても取れてしまいます。


この事実もビックリです。
でもそもそもこのトランス脂肪酸って何?
これについては、次回 お話しします。
2017/05/28

こしょく、まとめ

今日まで色々なこしょくを見てきましたね。
どんな印象をもたれましたか?


他にも、
超食:食べ過ぎ、飲みすぎ
コ食:コンビニ食
五食:朝食抜きで、おやつ⇒昼寝⇒おやつ⇒夕食⇒夜食といった五回食
戸食:家で食べない
庫食:冷凍食品など、電子レンジで温めるだけの食事
枯食:水分が乏しいスナック菓子、インスタント食品
呼食:ピザ宅配など、デリバリー食
こんなこしょく問題も広がっています。


共働きやたくさんの習い事で、
食事に対する時間がなかなか取れない、
という家庭も多くなってきています。


このように食事を軽視することで、
これらのこしょくが生まれてしまったのです。
栄養士としては、とても残念なことです。


ではどうすればいいのか?
それはー、
できる限り家族で食事を一緒に摂ることです。

みんなで囲む食卓

食事を共に摂ることで、
家族がどんなものが好きなのかわかります。
食の好みの変化にも気づくことができます。
周りが食べているので、自分も食べようと努力したりできます。


食べ物のことばかりでなく、
どんな悩みを持っているのか?
今日の出来事など、
コミュニケーションをとることができます。


一番重要だと言われているのは、3歳から8歳の食卓です。
この時期に食卓でいかに家族が一緒に食事をするかで
その後の食生活が左右されます。


たかが食事だけではなく、
食事によって人生も左右する、
それぐらい大事なものです。


もっと食事について考える機会を持っていただき、
ぜひ食事から、楽しい家族・幸せな家族の形を
培っていただけたらと思います。

家族笑顔
2017/05/24

こしょく、濃食

今日は最後のこしょくー濃食
についてお話しします。
この〝濃〟という漢字には、主に濃い時に用います。


その意味のごとく、この濃食は、
食事に対して、味付けを濃くしたり、
特定の調味料ばかり使用したり(マヨラーなど)、
味に関して問題行動があることを指します。


味付けが濃くなると、どうしてダメなのか?
味が濃いと、塩分の取りすぎになり、
むくみが生じたり、腎臓に負担をかけてしまいます。

醤油と塩

また、漬物とご飯を食べるように、
塩分の濃いものはついご飯の食べすぎになってしまい、
カロリーオーバーになりがちになります。


特定の調味料ばかり使用していると、
味がだんだんわからなくなってきて、
どんどん増やす傾向にあります。


唐辛子で一時期、そのようなことが言われましたね。
量がだんだん多くなっていく、と。
調味料でも同じことが言えるのです。


舌にある味蕾という味を感じる場所が、
徐々に感じなくなってしまい、
もっと濃い味を求める傾向があります。


特に小さい子供になると、
味蕾が未発達なので、影響が大きいと言われています。


あなたの食事は、濃食になっていませんか?

調味料置き
2017/05/22

こしょく、粉食

押さえておきたいこしょくを、
いくつか紹介してきました。
今日は、粉食についてです。


粉食:なんとなく想像できるでしょうか。
粉から作られた食べ物のことです。
小麦粉や米粉、そば粉を使って作られたものを指します。

小麦粉の料理

パンやスパゲティー等、色々ありますね。
日本食としても、うどんやそば、お好み焼きなど、
粉食が浸透しています。


しかしなぜこの粉食が問題視されているのでしょうか?
それには、以下のようなことが言われています。


・噛まなくなる
粉食は固形のものより噛まなくても簡単に砕けます。
ですので、顎も発達しませんし、
このまま使われないと、歯も後退していく可能性があります。
また、満腹中枢も働きづらくなります。


・粉食の献立に問題あり
粉食にした場合、どうしてもそれだけ、
あるいは作ってもあと一品です。
そうすると、バランスが取りにくい献立となります。

冷やしそば

・塩分の取りすぎ
小麦粉を使う際も、おそらく塩を加えますし、
麺類やパンにはもとから塩が含まれています。
そこにお汁やソースを絡めて食べるので、
塩の摂取量がが多くなりやすくなります。


この粉食、簡単に作れて便利ですが、
やはりこれをメインの食事を増やしてしまうと、
問題が生じやすくなるのではないでしょうか。


摂るのをお勧めしないわけではありません。
バランスが少しでもよくなるよう、献立を工夫したり、
よく噛むよう気をつけたり、
ソースの量を減らして塩分摂取量を減らすなど
自分なりに考えて工夫をしてみましょう。

お好み焼き
2017/05/18

こしょく、固食と小食

今日は固食と小食です。
以前 孤食と個食についてはお話しましたね。
それに続き、大きな問題になっています。


まず固食ですが、かたい方を想像されましたか?
いいえ、固は固定の〝こ〟なのです。


自分の好きな物、同じものばかりを食べることを指します。
食事の内容が固定されると、栄養が偏ることはもちろん、
味覚の発達にも影響します。

嫌いな食べ物

栄養が偏るので、ビタミン・ミネラルの一部で
不足するものが出てくるために、
キレやすくなったり、イライラしやすくなります。


もう一つの小食。少食と書くこともあります。
こちらは字の通り、食事量が少ないことを指します。


今、食べることに興味を示さない子供が増えてきているようです。
体を動かさないゲームなどをして過ごすため、
お腹が空かない、ゲームの楽しさから止められない、
そのようなことが要因となっています。


食事量が少ないと、
必要な栄養素が十分な量摂取できないということにもなります。
それが続くと、体の成長に影響したりと、
とても深刻な問題を引き起こします。

小食

まだこしょくの問題の種類は残っています。
引き続き、みなさんでこしょくの問題を考えてみましょう。
次回は粉食と濃食についてです。
2017/05/13

こしょく、個食

前回お話した孤食。
子供が一人寂しく食事をとることでしたね。


それとは異なり、個食は、
「家族が食卓に揃っていても、
それぞれがバラバラのメニューを食べていること」
という意味を持っています。



例えば、一緒に食卓を囲んでいても
パパはお刺身、ママは焼き魚、子供は唐揚げ・・・
など異なるものを食べている状態です。


「好き嫌いがあるから」
「今はこれが食べたい気分だから」など、
自分のワガママな意思で別々のメニューを選択するため、
料理を作る人がそれぞれ用意しなければなりせん。


このような食卓を囲んでいると、
・好き嫌いが治らない
・食事以外でもワガママになる(協調性がなくなる)

泣く男の子

などの問題が生じてきます。
上記は、他のしつけがしっかりしていれば大丈夫!
と言う方もみえるかもしれませんが、


この他にもバラバラなものを食べているので、
共通の話題が少なくなり、
食卓を囲んだ家族の会話が少なくなる
と言うことも。


また、作るのが大変なので、
品数が減る傾向にあるようです。


お子さんの将来のためにも、
ぜひ個食にならないようにしてあげることが大事だと思います。
しかしダメ!だけでは、何の解決にもなりません。


家族の好きなものを順番に作り、
どのようなところが好きなのか等
感想を家族でいいあったりするのは、
いかがでしょうか。

みんなで囲む食卓

また、嫌いな食品は調理法を工夫して提供する、
材料は嫌いなものを省き、調理法は同じにする。
(魚の竜田揚げの場合、お肉の竜田揚げに変更する等)
食べたくないものは少量にする、でもいいと思います。


個食になってしまっているな、
ワガママを聞いて、好きなものばかり提供しているな、
と思った方は、少し見直されてはいかがでしょうか。
2017/05/09

林カフェのモーニング

今日はゴールデンウィーク
最後の日にあった話をします。


愛知県は朝 カフェに行くと、
ドリンクに食パンや卵が無料で付いてきたり、
プラス少額でサンドイッチやホットドックが付いてきたり
そんなリッチなモーニングができます。


この日は、予定もなかったので、
モーニングに行こう!となりました。


ネットで探し、パン屋が隣でそこのパンを使用した
カフェに行くことに。
しかし、、、すでにいっぱい。
なんと10組以上の待ちがありました。


待つのが苦手な家族なので、
どうする〜?とふと隣をみると、パン屋が目に入りました。
パンを買って帰るか。


自分たちが食べたいパンを買って帰りました。
あーあ、モーニングを体験したかったな、と娘。


それを聞いた主人が、動きました!
家に帰るや否や、
バーベキュー用の机と椅子を引っ張り出し、
ベランダへ持って行きました。
「今から林カフェがオープンするよ〜!」

モーニング

簡単にサラダを作り、コーヒーを入れて、
いっただっきまーす!
モーニングに行けなくて残念がっていた娘にも、
笑顔が戻っていました。


たまにはゆっくりこういうのもいいね。
ゴールデンウィーク最後の日。
素敵な1日のスタートとなりました。
2017/05/07

最近のバーベキュー事情

ゴールデンウィーク中、私の両親と一緒に
バーベキューを楽しみました。


いつもなら実家の庭でするのですが、
今年は雰囲気を変えて、ゆっくりと川でも眺めてやろう!
ということで、近くの川原まで行きました。


と言っても車で15分、恵まれた環境です。
でもすでにたくさんのテントが、、
みんな考えることは一緒ですね。

バーベキューテント
(イメージです)

みんなに混じって、タープを立てて、
椅子やコンロをセッティング。
天気もいいし、気分は最高!!!


今回は、国産の木炭を購入しました。
最高の焼き具合です。
お肉も、野菜も本当に美味しく食べました。

バーベキュー鉄板
(イメージです)

しかしふと横を見てみると、
工夫を凝らしたバーベキューに興味津々。


右隣さんは、長ーいウインナーを焼いて、
それをカットしつつコッペパンに挟んでいました。
ステーキが出てきたかと思ったら、
食パンに挟んでいました。


今時のバーベキューてこんなのなんだ、
と感心していたら、
左隣でも怪しい動き。


ジップロックを氷が入った袋に入れ、
バスタオルでキャンディー風に巻きつけ、
上下にフリフリダンスが始まりました。


食卓には牛乳と白い粒状のものがあったので、
家に帰って早速検索。
何と!アイスを作っていたのですね。


最近のバーベキューは、
バラエティに富んでいて、
見ていてとっても楽しかったです。


とっても楽しい1日となりました。
2017/05/04

こしょく、孤食

スプーンとフォーク

孤食ー
字の通り子供が一人で食事をとることを指します。


共働きやシングルマザーの増加により、
孤食も増えてきており、
1980年頃から問題視されてきていたようです。


小学生で10人に1人以上、中学生で4人に1人が朝食をひとりで食べる
子どもと毎日一緒に朝ごはんを食べる保護者は半分に満たない
というアンケート結果を公表しているところもあります。


実際に内閣府の調査によると、家族と一緒に食べる頻度について、
「ほとんど食べない」と答えた者の割合は、
朝食は25.5%、夕食も8.8%と、
家族がそろって食卓を囲む機会が少なくなっています。

農林水産省アンケート

正直 この数値の多さにびっくりしました。
以前にもまして、孤食が急激に増加しているのを
実感させられる結果でした。


この孤食がどうしていけないのか?
食事は生きる上で、重要な行動の一つで、
これが乱れることで、生活リズムが乱れ、
生活習慣までをも脅かすこととなるのです。


肉体的なことだけに留まらず、
精神的においても情緒不安定になりやすいなどの
多くのデメリットも出てくるようです。


実際に農林水産省のアンケートで、
食事を家族と一緒に食べることは、
一人で食べるよりどのような良い点があると思うか、
3つまで選んでもらったところ、


「家族とのコミュニケーションを図ることができる」81.1%、
「楽しく食べることができる」66.2%
と特に多くなっていました。


このことからも、食事をする目的は
単に栄養をとることだけではなく、
その日の出来事を話し合ったりする
コミュニケーションの場としても重要であり、


それと同時に学びの場としての機能も持つため、
これが失われることで子どもの発達にも
大きな影響があると言えます。

家族で食事

精神的に安定するためにも必要なことですし、
子供が食情報を知る上でも大事な時間です。
子供と一緒に食事が取れる時間がある時は、
ぜひ一緒に楽しい時間を過ごして欲しいと思います。